当社は、現会長の椎名照雄が、Cluetrain Manifestoという本の要約である、「市場の本質は“会話”」であり、「インターネットの本当の意義は、市場に会話を復活させる力を持つ点にある」という主張からヒントを得て、企業と市場参加者が充実した会話を効率的に行うことができるようにサービスおよびインフラを提供し、より良い市場経済の形成に貢献することを基本理念として立上げた会社です。
今から20数年前の2000年の時において、市場の本質が会話であることに着眼し、企業がいかに市場参加者である消費者や投資家に対して、今で言うコーポレート・ガバナンスに努力すべきかを啓蒙したことは、慧眼だと言わざるを得ません。
昨年の法改正によるバーチャル株主総会実施の実現、2022年4月の東証再編、またポストコロナ時代がもたらす新しい働き方の出現など、当社を取巻く市場環境は大きく変容しました。またお客様から、我々IR支援会社に求められることも、IRの意義やお客様ニーズへの深い理解はもちろんのこと、サービス提供の基盤となる映像、音声、配信技術とアプリケーションサービスの自社開発、内製化による高品質サービスの実現、高度な運用サポートの提供等、技術面においても真のプロフェッショナルであることが求められています。
これまで400社に及ぶお客様からのご信任をいただいておりますが、さらなる、高品質で、使い勝手の良い、価格以外でも評価いただける高品質な運用サービスを提供すべく、このたび、コミュニケーションクラウドの第一人者であるChorus Call Asia株式会社との資本提携により、新たな会社に生まれ変わりました。
設立者の設立理念を忘れず、当社ミッションを果たすべく、これからもお客様の声を聞き、お客様に寄り添い、お客様が欲するサービスを提供してまいります。そして、お客様を通して、健全な、活力ある「市場の形成」を通して、社会に貢献したいと考えています。

香港上海銀行およびファースト・インターステート銀行（現ウェールズ・ファーゴ銀行）で、審査、企業融資、プロジェクト・ファイナンス、デリバティブ等部門のマネジャーを歴任。 ファースト・インターステート銀行国際本部（ロスアンゼルス）にてジャパン・デスク担当として対日企業融資を統括。 1987年、AIGファイナンシャル・プロダクツ社に移る。

1990年から1993年の間、ウェストパック銀行東京支店、新金融商品担当支配人としてデリバティブ商品のリスク管理、トレーディング、マーケティング等全般を統括。

1997年、アソシエイツ・ジャパン設立。流通業の金融サービス業への進出に関する調査・コンサルティング、銀行リスク管理システムに関するコンサルティング、外資サービス業の対日進出に関する調査等を手がける。

2000年3月、イー・アソシエイツ（株）設立。
2014年、一般社団法人日本マインドフル・リーダーシップ協会設立。

「インターネットIR戦略入門(共著：東洋経済新報社)」、「広報PR・IR辞典」（編集委員：IR用語解説執筆）、「金融業のインストアブランチ戦略」（東洋経済）、「エネルギー・デリバティブの世界」（監訳：東洋経済）、 「国際金融実務のキーワード」（共著：ジャパンタイムズ）、「英語の冠詞ドリル」（ジャパンタイムズ）、「英語の前置詞ドリル」（ジャパンタイムズ）など著書、訳書、雑誌等への寄稿多数。