10月19日付け「バイサイド・プロフェッショナル定性評価アンケートの調査結果について」【誤記修正】
企業向けIR支援サービスを提供するイー・アソシエイツ株式会社は、中立・独立のアナリストレポート発行を行う株式会社ティー・アイ・ダヴリュ(http://tiw.jp)との協力のもとにバイサイド・アンケート実行委員会を組織し、バイサイドと日頃コンタクトをお持ちの企業IR責任者の方々を対象に、バイサイドのアナリストおよびファンドマネジャーに関する定性評価アンケートを実施致しました。
アンケート調査の趣旨および概要:
短期的な投資パフォーマンスではなく定性的な側面を評価対象にしていること、および評価者(アンケート回答者)が企業IR担当者であることが本調査の特徴としてあげられます。
バイサイドは、個人、年金基金などから資金を預かり、彼らに代わって運用するという重要な社会的役割を担っています。バイサイドの運用担当者・アナリストの重要な役割と影響力を考えますと、彼らのパフォーマンスとともに、職業理念、投資に対する姿勢、能力などの定性的側面も長期的観点から、多面的且つ客観的に評価される仕組みが求められます。しかし、現状は短期的パフォーマンスに基づく評価のみが重視される傾向が顕著であり、そのことが株式市場のボラティリティを高めるとともに、長期的スタンスでの企業経営を阻害する要因になることが懸念されます。したがって、定性的な評価を試みることは、我が国資本市場並びに経済の発展の上で大変意義のあることと考え、本アンケート調査を実施しました。
アンケートは、IR担当者にバイサイド・アナリスト/ファンドマネジャー(以下「バイサイド・アナリスト等」)のなかから優秀だと思われる人を1位から3位まで3人あげてもらい、その3人に関して個別に以下の9つの評価項目について5段階評価のなかから該当すると思われる評価を選んでもらうというかたちで実施しました。
- 業界環境・産業構造に対する知識と理解
- 貴社に対する知識と理解
- 金融・経済に対する理解
- ファンドマネジャー(またはアナリスト)としての多様な経験
- 高い分析力・洞察力と、情報収集・分析における独創的な視座
- 中長期的な視点
- 独立した精神・オープンマインド・自立性
- 人間としての信頼感・誠実性
- 継続的にコミュニケーションを行っていること
(調査方法)
| 実施期間: | 2009年6月下旬にアンケート票を郵送。7月上旬に回収。 |
|---|---|
| アンケート送付数: | 計1200 |
| アンケート送付先: | 東証上場企業で時価総額が上位800位以内の企業、ジャスダック上場企業で時価総額が上位300位以内の企業、およびマザーズ上場企業で時価総額が上位100位以内の企業のIR担当者 |
| 有効回答数: | 78(有効回答率 6.5%) |
(調査結果)
- 1位から3位までに名前があげられたバイサイド・アナリスト等の数は合計170名にのぼり、内1位に名前があげられたバイサイド・アナリスト等の数は78人、同じく2位は77人、3位は70人でした。また170人の内、その約1割が女性で占められています。
- IR担当者が優秀と評価したバイサイド・アナリスト等の所属先企業でみたランキングでは、1位が住友信託銀行、2位が野村アセットマネジメント、3位が中央三井アセット信託銀行となりました。
- 1位から3位までに名前があげられたバイサイド・アナリスト等の所属先企業の数は71社にのぼり、内1位に名前があげられたバイサイド・アナリスト等の所属先企業の数は38社、同じく2位は36社、3位は40社でした。上位10社を業態別でみると、信託銀行が2社、資産運用会社が8社となっています。また10社のうち3社が外資系でした。
- バイサイド・アナリスト等を評価する上で、IR担当者が最も重視する項目を3つ挙げてもらったところ、第1位にあげられたのは「業界環境・産業構造に対する知識と理解」で第1位にあげられた項目の32%を占めています。次いで第2位は「貴社に対する知識と理解」(26%)、3位「高い分析力・洞察力と、情報収集・分析における独創的な視座」(14%)となっています。
バイサイド・アンケート実行委員会について:
企業IR責任者へのアンケートを通してバイサイド(アナリスト、ファンドマネジャー)のあるべき姿を追求することを目的に、企業向けIR支援サービスのイー・アソシエイツ株式会社と中立・独立のアナリストレポート発行を行う株式会社ティー・アイ・ダヴリュが共同で主催しています。各主催者のプロフィールは以下をご参照ください:
イー・アソシエイツ株式会社について:
決算説明会等のIRイベントのネット配信をはじめ、インターネットを通した上場企業のIR活動を支援するための様々なサービスを提供しています。また説明会等の動画・音声コンテンツを掲載・配信するポータル・サイト、「カンパニー・ホットライン」を運営し、数多くのセルサイド、バイサイドを含むプロ投資家および個人投資家の方々に企業IR情報をお届けしています。
ウェブサイト:http://www.e-associates.co.jp
ポータルサイト:http://www.c-hotline.net
お問い合わせ:info@e-associates.co.jp
株式会社ティー・アイ・ダヴリュについて:
独立アナリスト会社として2000年にスタート。企業、産業、マーケット、コモディティなどのアナリストレポートの作成・発行を行っております。現在は、日興コーディアル証券、マネックス証券をはじめとした金融商品取引業者、一部SNSサイト事業者を通じて個人投資家の参考資料として提供されております。資本市場の活性化を使命として、中立・公正なアナリストレポートのインフラ構築を目指しております。
ウェブサイト:http://tiw.jp
