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e-Associates Mail Magazine 2009/10/13



イー・アソシエイツ オンラインジャーナル
IR・コーポレートガバナンスニュース Vol.137



In the long run, nothing is more important to a company than its reputation.

イー・アソシエイツは、IRポータルサイト「カンパニー・ホットライン」
( http://www.c-hotline.net/ )を運営しています。


本メールは、弊社営業担当者がこれまでお会いした企業IR担当者様、及び配信ご希 望の方に気軽にお読みいただけるIRに関する情報を提供することを目的等としたも のです。配信を希望されない方は、お手数ですが、メール最後の配信停止について をご参照の上、ご連絡くださいますようお願いいたします。




1.ニュース/トピックス
  • 米デル、決算発表リリースを公表予定時間前に誤って自社サイトに掲載
  • 不況は健康によい:ミシガン大学調査
  • 米トレッドウェイ委員会組織委員会(COSO)、リスク管理に対する取締役会の役割に関する白書を公表
  • 米連邦取引委員会(FTC)、ブロガー等による商品推奨に関する新ガイドラインを発表
  • アスペン研究所、6月開催円卓会議の詳細レポートを公表
  • Emerson Electric Co.のIRが最も優れている:Greenwich Asociates調査
  • SEC、今後5年の戦略計画案を発表
  • CalPERS信頼回復に向けて新しいウェブサイトを立ち上げ
2.英語でIR





■ 米デル、決算発表リリースを公表予定時間前に誤って自社サイトに掲載

8月28日、デルの株価が取引時間の最後20分間で急騰した。
第2四半期の決算発表リリースが、誤って公表予定時間より早く同社のウェブサイトに掲載されてしまったことが原因であることがその後判明。
そのことに気がついたデルが正式に決算発表をリリース配信サービスを通して流したのは、取引時間終了後の4:01p.m.だった。3:42 p.m.に$14.62だった株価はほんの数分のうちに$15.76まで約8%上昇した。
この件に関してデルは決算発表のコンファレンスコールのなかで釈明しているが、リリースは出していない。

詳細情報:
http://www.businessweek.com/technology/content/aug2009/tc20090827_810155.htm



■ 不況は健康によい:ミシガン大学調査

1929年〜33年の大恐慌の時代に米国人の平均寿命は6.2年延びていたという調査結果をミシガン大学が発表した。1920年から1940年までの20年間の景気動向と平均寿命の関係を調査したところ、1929年から4年間の大恐慌時、および1921年と1938年の不況時に米国人の平均寿命は延びる一方、1923, 1926,1929,および1936-1937の好況時には平均寿命が短くなっていた。
また、心臓病、腎臓病、癌、インフルエンザ、肺炎、結核、交通事故、自殺の8つの死亡原因について調べたところ、自殺を除き、不況時のほうがこれらの原因による死亡が少なかったとのこと。
不況は人々の健康状態にとってマイナスというのが一般通念だが、現実はそれと異なるようだ。景気が良くなると、残業が増えたり、仕事のペースが速くなったりすることでストレスが増し、飲酒や喫煙が増えることが死亡率の上昇につながっているのではないか、と同調査を行った研究者は推測している。

詳細情報:
http://www.ns.umich.edu/htdocs/releases/story.php?id=7331



■ 米トレッドウェイ委員会組織委員会(COSO)、リスク管理に対する取締役会の役割に関する白書を公表

American Institute of Public Accountantなど5つの会計関連団体が、不正な財務報告の防止策等を検討するために組織したCOSO(Committee of Sponsoring Organizations of the Treadway Commission )が“Effective Enterprise Risk Oversight: The Role of the Board of Directors”と題する白書を公表した。
同白書はリスク管理に対する取締役会の役割として以下の4点をあげている:
  1. リスクに対する企業の基本理念を理解し、リスクに対する姿勢が容認できるかどうかを検討すること。
  2. 経営陣がリスク管理への対応を十分行っているかどうかを正しく理解すること
  3. 企業のリスク・ポートフォリオの中身を調査し、当該企業の基本的リスク姿勢との整合性をチェックすること
  4. 企業が抱える最も重大なリスクが何かを正しく認識し、経営陣が正しい対応を行っているかどうかを検討すること
詳細情報:
http://www.coso.org/documents/COSOBoardsERM4pager-FINALRELEASEVERSION82409.pdf



■ 米連邦取引委員会(FTC)、ブロガー等による商品推奨に関する新ガイドラインを発表

ブログの普及に伴って、企業からお金をもらって自らのブログに記事を掲載する一般個人やセレブリティが増えていることを受けて、米FTCは新しいガイドライン、"Guides Concerning the Use of Endorsements and Testimonials in Advertising"、を発表した。この新ガイドラインにより、企業から金銭的対価や無料での商品提供を受けているブロガーがその事実を公表せずにブログ記事を書くと、11,000ドルまでの罰金が課せられることが明確に示された。

詳細情報:
http://www.ftc.gov/opa/2009/10/endortest.shtm



■ アスペン研究所、6月開催円卓会議の詳細レポートを公表

米アスペン研究所は、今年6月、経済危機の再発を防ぐための方策に関する円卓会議を開催したが、今回、円卓会議での提言などをまとめた詳細レポートを発表した。
以下のような提言が含まれている:
  • システミック・リスクを監督する機関の設立
  • システミック・リスクの計量化
  • デリバティブ商品のマイナス効果の抑制
  • ビジネスにおける長期的思考の促進
詳細情報:
http://www.aspencbe.org/documents/TowardBetterFinancialMarketRegulationInDepth.pdf



■ Emerson Electric Co.のIRが最も優れている:Greenwich Asociates調査

米調査会社Greenwich Associatesが2009 Investor Relations Management Studyを発表した。米国の538人のアナリストおよびポートフォリオ・マネジャーへのアンケートに基づいて、IR活動の内容が優れた企業をランキングしたもの。
1位に選ばれたのは工業用プロセスコントロール機器、冷却機器などをつくるEmerson Electric Co.。
10位までのランキングは以下のとおり:
  1. Emerson Electric Co. Multi-Industry & Electrical Equipment
  2. Staples Inc. Retailing
  3. EOG Resources Inc. Energy
  4. Devon Energy Group Energy
  5. Gilead Sciences Inc. Pharmaceuticals & Biotechnology
  6. PepsiCo. Inc. Food, Beverage & Tobacco
  7. Southwestern Energy Energy
  8. General Mills Food, Beverage & Tobacco
  9. National Oilwell Varco Energy
詳細情報:
http://www.greenwich.com/WMA/in_the_news/news_details/1,1637,1848,00.html?vgnvisitor=eKKYlaWJnJw=



■ SEC、今後5年の戦略計画案を発表

米SECが今後5年の戦略計画案を発表した。
世界金融危機からの教訓に基づく約70項目の戦略目標が記載されている。

詳細情報:
http://www.sec.gov/about/secstratplan1015.pdf



■ CalPERS信頼回復に向けて新しいウェブサイトを立ち上げ

運用の失敗による資産価値の大幅な目減りにより厳しい批判の対象となっている事態に対応するため、カルパース(カリフォルニア州職員退職年金基金)はウェブサイト、CalPERS Respondsを立ち上げて信頼回復を図ろうと懸命だ。

詳細情報:
http://www.calpersresponds.com/index.php




- 会計年度の表記について−その2 -

前号に続き会計年度の表記について解説します。

前号で、欧米では1月1日から12月31日までの会計年度が一般的であり、その場合、2009年12月期は簡単にfiscal 2009と表記できると書きましたが、会計年度の決算日が12月31日でない企業ももちろんあります。例えば、Electronic Arts(March 31)、Visa Inc.(June 30)、Microsoft(June 30)、News Corporation(June 30)、The Walt Disney Company(September 27)、Apple Computer(September 27)などです。

それぞれのearnings release(日本の決算短信に近いもので、業績レポートをニュースリリース形式にしたもの)をみると年度全体に言及するときはthe fiscal year ended March 31, 2009が代表的なようです。

一方、四半期のearnings releaseではthe fiscal third quarter ended June 27, 2009(6月27日を末日とする第3四半期)やthe three months ended June 30, 2009(6月30日までの3ヶ月間(四半期))などの表現が使われています。

一つ気を付けなければならないのは、日本の決算短信では、例えば「第2四半期」といってもそれは年度の初めから6ヶ月間の業績を記述しているということです。
単にSecond quarterと記載すると7月〜9月の3ヶ月間の業績のことと誤解されてしまいますので、the six months to〜と表記することをおすすめします。
米国の第3四半期のearnings releaseでは当該四半期の損益と年初来9ヶ月間の業績を並べて記載しています。第3四半期が9月30日までだとすれば、以下のように表記します。

Three months ended
September 30,
Nine months ended
September 30,
 
2008
2009
2008
2009
勘定科目
数字
数字
数字
数字



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