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e-Associates Mail Magazine 2006/10/06



イー・アソシエイツ オンラインジャーナル
IR・コーポレートガバナンスニュース Vol.90



In the long run, nothing is more important to a company than its reputation.

イー・アソシエイツは、IRポータルサイト「カンパニー・ホットライン」
( http://www.c-hotline.net/ )を運営しています。


本メールは、弊社営業担当者がこれまでお会いした企業IR担当者様、及び配信ご希 望の方に気軽にお読みいただけるIRに関する情報を提供することを目的等としたも のです。配信を希望されない方は、お手数ですが、メール最後の配信停止について をご参照の上、ご連絡くださいますようお願いいたします。




1.ニュース/トピックス
ロンドン証券取引所、外国企業の上場実績でNYSE、ナスダックを上回る
米ウェブ・マーケティング・アソシエーション、2006年優秀IRウェブサイト賞のエントリー募集開始
イーメールの乱用は世界的傾向?
米SEC、情報開示システムを更新
大学院生のなかで最もずるいのはMBA
2.IR担当者のためのIT講座
3.英語でIR
4.IR・広報担当者のための日英翻訳入門
5.IR・コーポレート・ガバナンス用語集





■ ロンドン証券取引所、外国企業の上場実績でNYSE、ナスダックを上回る

英フィナンシャル・タイムズによれば、過去18ヶ月の間にロンドン証券取引 所に上場した外国企業は152社と、同期間にニューヨーク証券取引所とナス ダックに上場した外国企業の合計数54社を大きく上回った。

詳細情報: http://www.ft.com/cms/s/2f7f44ba-4670-11db-ac52-0000779e2340.html


■ 米ウェブ・マーケティング・アソシエーション、2006年優秀IRウェブサイト賞の
エントリー募集開始

米ウェブ・マーケティング・アソシエーションは2006年Interactive Investor Relations Awards(IIRA)のエントリー募集を開始した。IIRAは、 全応募企業の中なら最も優れたIRサイトを選ぶとともに、60の業種 ごとにも最優秀企業を選出する。米国以外の企業も応募可能で、応募期限 は10月31日。2004年の最優秀企業はモントリオール銀行、2005年の最優秀 企業はコルゲート・パームオリーブだった。

詳細情報: http://www.iirawards.org/iir/default.htm



■ イーメールの乱用は世界的傾向?

英イブニング・スタンダード紙によれば、コーポレート・サービス・ グループ社が2000人の英国オフィスワーカーを対象に行った調査に対し、 約半数が、口を利かずに済ませたいという理由から自分の真横に座っている 人に宛ててイーメールを送った経験があると回答。また1人のオフィスワー カーが1年間に送るイーメールの数の平均は約4000とのこと。

詳細情報: http://www.thisislondon.co.uk/news/article-23367664-details/
Email+replaces+conversation+in+the+office/article.do



■ 米SEC、情報開示システムを更新

米SECは財務情報開示システムEDGARを1980年代から運用してきたが、XBRLと の互換性がなかった。現在米国では、連邦預金保険公社(FDIC)と通貨監督 庁(Comptroller of the Currency)が銀行に対してXBRLでのファイリング を求めているが、SECは企業に対してXBRLでのファイリングを強制していな い。今回SECは5400万ドルをかけてデータベースのインタラクティブ化を実 現する。

詳細情報: http://www.sec.gov/news/press/2006/2006-158.htm



■ 大学院生のなかで最もずるいのはMBA

米国およびカナダの大学院生5300人を対象にラトガー大学教授が行った調査 に対し、ビジネスを専攻する学生の56%が過去においてカンニング等の不正 行為を行ったことがあると回答。専攻学科ごとの不正行為経験者の割合では ビジネス専攻が最も高かった。次いで高かったのはエンジニアリング専攻の 54%。そして物理専攻50%、医学49%、法律45%と続く。

詳細情報: http://http://abcnews.go.com/US/wireStory?id=2472353





■ Windows Media Player:再生動画のキャプチャリング

Windows Media Player(以下:WMP)で再生中の動画を、Print Screenキー で画面キャプチャする場合、WMPのオプション設定を下記のように変更する ことで再生動画を画面キャプチャできます。
下記の設定を施すことにより、動画部分が真っ黒になってしまうことがなく なります。

1. 現在起動しているWMPがあれば、全て閉じます。
2. 再度WMPを起動します。
3. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
4. [パフォーマンス] タブをクリックします。
5. [ビデオ アクセラレータ] セクションにあるバーをスライドし
[なし] に設定し [OK] をクリックします。
6. オプションウィンドウの [OK] をクリックします。


これで設定は終了です。
なお、画面キャプチャを終了しましたら、上記のWMP設定を元に戻すことを お薦め致します。





以下の日本語を英語にしてみましょう:

「国内経済および国内設備投資の伸びが堅調に推移するならば、10%以上の 増収は可能だと考えます。」

<解説>
設備投資:capital spending
 
国内経済および国内設備投資の伸び:「国内市場における経済および設備 投資の伸び」と言い換えるとすっきりとした英語に変換しやすくなります。
「国内市場における」はin the domestic market、「経済および設備投資 の伸び」はeconomic and capital spending growth、二つを合わせると、 economic and capital spending growth in the domestic marketとなり ます。
 
堅調:solid
 
〜するならば:「する」の主語を何にするかが問題となりますが、 「私達」を主語として、「もし私達が堅調な・・・の伸びを経験するなら ば」とし、「経験する」に対応する英語としてseeを使えば処理しやすく なります。「もし私達が〜を経験するならば」はif we were to see〜 です。「〜」の部分には「堅調な国内市場における経済および設備投資の 伸び」、つまりsolid economic and capital spending growth in the domestic marketが入ります。
 
10% を超える:above 10%
 
増収:growth in sales
 
〜と考える:(we) thinkは、何となく自信がない感じがします。(we) believe、または、それを強調して(we) do believeがよいでしょう。

以上から上の日本語は以下の英語で表現することができます:
If we were to see solid economic and capital spending growth in the domestic market, we do believe growth in sales above 10% is possible.




〜ビジネス翻訳のプロが日本語と英語の違いを分かりやすく解説〜

■ 「日本語どおりになってないじゃない!」に応える その11

間接表現、曖昧な文章は直訳しない(その2)

日本語は主語を省略することができるので、かなり自由な解釈ができる曖昧 な文章が作れます。

例えば、ある企業は、新しい会社概要小冊子について海外子会社に説明する 際、「本小冊子では、当社技術と製品をビジュアルを用いて紹介し、わかり やすい紙面作りを目指しました。」という日本語を作りました。

紙面作りを目指したのは誰かというと「当社」ですが、英訳では「当社」を 主語にする必要があるでしょうか。それとも、小冊子自体についての説明文 なので、作者(当社)の意図よりむしろ、「小冊子」を主語してその特徴を 説明する文章をつくったほうがいいでしょうか。作者の苦労を強調したいと いう意図がないかぎり、私は後者をお勧めます。

そこで、小冊子を主語にして、この新しい会社概要はビジュアルとわかり やすい紙面構成を用いて、最新技術と製品を紹介している、とずばり情報を 伝える次のような文章を作りました。

Our new brochure uses visual images and an easy-to-read format to showcase our latest technologies and products.

「私たちが目指しました」の部分が英訳されてない!という担当者の悲鳴は ありませんでした。何を伝えたいのか、という目的を考えてから英語にする ほうが重要だとわかってくれたからです。

●  筆者紹介: 萩原久代
イー・アソシエイツ翻訳パートナー。大手自動車メーカーにおいてIR・ 広報分野で長年の経験を持ち、現在米国でビジネス翻訳やPRコンサルテー ション・サービスを提供。




■ シグナリング効果(signaling effect)

経済学の理論では、取引を行う当事者は必要な情報の全てを入手することが できるという前提のもとで議論が進められる。これを完全情報というが、 現実の世界では様々な制約により、取引当事者が全ての情報を入手すること は困難である。また、それぞれの当事者が置かれた状況により、当事者の間 でも、入手可能な情報の量と質に差がある。例えば中古車の売り手と買い手 を比較した場合、売り手は当該中古車に関して、買い手よりもより多くの、 より良質な情報を持っている。同じことは企業の現状と今後の見通しについ ても言える。つまり、企業は自社の現状と見通しに関して、投資家よりも多 くの、確かな情報を持っている。もし投資家が自社に関して十分かつ確かな 情報を持っていないがために自社の株価が過小評価されていると経営者が考 えるなら、投資家に対して積極的に情報を伝えることがIR活動の主眼となる。 この場合、投資家に情報を伝える方法は、ことばによる伝達のみに限られな い。例えば、自社株買戻しなどの具体的行動を以って投資家に自社の株価の 先行きについて経営者が自信を持っていることを伝えることもできる。この ように、ことばではなく行動によってメッセージを伝える効果をシグナリン グ効果という。今後IR活動において、いわゆる情報開示に加え、シグナリン グ効果を意識した戦略も重要性を増すものと思われる。



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