前へ 次へ このページを印刷する ウィンドウを閉じる
e-Associates Mail Magazine 2006/ 6/ 9



イー・アソシエイツ オンラインジャーナル
IR・コーポレートガバナンスニュース Vol.84



In the long run, nothing is more important to a company than its reputation.

イー・アソシエイツは、IRポータルサイト「カンパニー・ホットライン」
( http://www.c-hotline.net/ )を運営しています。


本メールは、弊社営業担当者がこれまでお会いした企業IR担当者様、及び配信ご希 望の方に気軽にお読みいただけるIRに関する情報を提供することを目的等としたも のです。配信を希望されない方は、お手数ですが、メール最後の配信停止について をご参照の上、ご連絡くださいますようお願いいたします。




1.ニュース/トピックス
英IRソサエティ、IRベスト・プラクティス賞受賞企業を発表
国連、「社会的責任投資原則」を公表
中国政府、政府管掌年金基金に海外投資を許可
米Business Ethics誌、「ベスト・コーポレート・シチズン100社」を発表
日本の国際競争力、21位から17位に改善
2.英語でIR
3.IR・広報担当者のための日英翻訳入門
4.IR・コーポレート・ガバナンス用語集





■ 英IRソサエティ、IRベスト・プラクティス賞受賞企業を発表

英国のインベスター・リレーションズ・ソサエティは本年度のIRベストプラ クティス賞受賞企業を発表した。主な賞の受賞企業は以下のとおり:

ベスト・アニュアルレポート賞(対象企業:FTSE100社):BAA plc
ベスト・アニュアルレポート賞(対象企業:FTSE250):
Associated British Ports Holdings PLC
ベスト・アニュアルレポート賞(対象企業:スモールキャップ):Elementis plc.
ベスト・ウェブサイト賞(対象企業:FTSE100):Cadbury Schweppers plc
ベスト・ウェブサイト賞(対象企業:FTSE250):National Express Group
ベスト・ウェブサイト賞(対象企業:スモールキャップ):Robert Wiseman Dairies PLC
ベスト・ウェブサイト賞(対象企業:外国企業):Deutsche Post AG
個人投資家向けベスト・ウェブサイト賞:Provident Financial plc

詳細情報:
http://www.ir-soc.org.uk/index.asp?PageID=27&NewsID=169



■ 国連、「社会的責任投資原則」を公表

国連は年金基金などの機関投資家が環境、社会、ガバナンスなどの要因(ESG)
を考慮に入れた投資を行うための以下の6つの原則(Principles of
Responsible Investment: PRI)を発表した。

1.投資分析、投資意思決定においてESGを考慮すること
2.株式保有方針、行動原則にESGを含めること
3.投資対象企業にESGに関する情報公開を求めること
4.ESGの普及に努めること
5.PRIの効果を高めるための努力を続けること
6.ESGの普及に向けた自らの行動について情報公開すること

詳細情報:
http://www.unpri.org/principles/



■ 中国政府、政府管掌年金基金に海外投資を許可

中国政府は同国の政府管掌年金基金(総運用資産:250億ドル)に運用資産 の一部を海外資産に投資することを許可する決定を下した。当初は海外株式 への投資は8億ドル、債券等への投資は3億ドルの上限が設けられている。

詳細情報:
http://english.people.com.cn/200605/02/eng20060502_262598.html



■ 米Business Ethics誌、「ベスト・コーポレート・シチズン100社」を発表

米Business Ethics誌が今年のベスト・コーポレート・シチズン100社を発表した。 1位に選ばれたのはGreen Mountain Coffee Roasters (NASDAQ)で、 コーヒー栽培者に対して安定的かつフェアな価格を支払うフェアトレード活動への 積極的な関与が評価された。

詳細情報:
http://www.business-ethics.com/media/
Press_Release_100_Best_Corporate_Citizens_2006.pdf (プレスリリース)

http://www.business-ethics.com/media/
Chart%20of%20100%20Best%20Corp%20Citizens%20for%202006.pdf (100社のリスト)


■ 日本の国際競争力、21位から17位に改善

スイスの国際経営開発研究所が2006年版国際競争力ランキングを発表した。 日本は昨年の21位から17位に上昇。1位から4位までのランキングは昨年と変 わらず、1位米国、2位香港、3位シンガポール、4位アイスランドとなってい る。このランキングは景気、政府の効率性、企業の効率性、インフラの4項 目の総合ランキング。

詳細情報:
http://www02.imd.ch/documents/pressroom/IMD-WCY2006-Scoreboard.pdf




以下の日本語を英語にしてみましょう:

「本年、私たちは困難な決断を下しました。しかし、第3四半期の業績が示 すように、その成果が現れ始めています。私たちは正しい路線を進んでお り、その路線を堅持する所存です。」

<解説>
困難な決断を下す:make tough choices。choicesの代わりにdecisionsを 使ってmake tough decisionsと言うこともできます
 
第3四半期の業績が示すように:as our third quarter results demonstrate
 
成果が現れる:期待した成果を上げる、効果を生むというような意味の pay offを使うことができます。ここでpay offを使う場合の主語は decisionsです。
 
〜し始める:begin to 〜
 
正しい路線を進む:be on the right track
 
路線を堅持する:stay the course
 
〜する所存:intend to〜。Intendの前にfullyをつけてfully intend to とすることで決意の固さを表現することができます
 
 

以上から上の日本語は以下の英語で表現することができます:
We have made some tough choices this year. However, as our third
quarter results demonstrate, those choices are beginning to pay off.
We are on the right track and we fully intend to stay the course.




〜ビジネス翻訳のプロが日本語と英語の違いを分かりやすく解説〜

■ 「日本語どおりになってないじゃない!」に応える その5

(5) 長い修飾句は、2文に別ける

修飾句の長い文章が日本語には多く見られます。例えば、「セキュリティ、 拡張性、コスト効率に優れる当社の業務用システムサーバーは、モバイル 環境のニーズにも対応します。」という文章。様々な情報を一文に詰め込ん で、主語が長い〜文ですね。

「セキュリティ、拡張性、コスト効率に優れる当社の業務用システムサーバ ーは」をそのまま直訳すると、Our business system server+which ...で、 関係代名詞(which)を使った構成が考えられます。しかし、これでは主部が とても長くなってしまいます。しかも、主部も述部もソフトウエアの特徴を 説明するもので、特に関係代名詞でつなげる必要性はありません。また、 日本語だと、「モバイル環境のニーズにも対応」には「も」があるため、 「セキュリティ、拡張性、コスト効率に優れる」という情報のほうが、むし ろニーズに対応という情報より重要だと伝わってきます。

このような場合、関係代名詞で主語につなげるより、文章を2つに分けると わかりやすくなります。つまり、サーバーは、1)セキュリティ、拡張性、 コスト効率に優れる、2)さらにモバイル環境のニーズにも対応する、と言 い換えるわけです。2つに文章を分ければ、「ニーズにも対応」の「も」の ニュアンスを、alsoで補うことができます。

Our business system server offers excellent security features and expandability, while maximizing cost effeciency. It also meets the needs of the mobile environment.

文脈によりますが、関係代名詞で限定する必要や修飾する必要がない場合に は、日本語の構成に固持しないほうが明快な英語となるのです。

●  筆者紹介: 萩原久代
イー・アソシエイツ翻訳パートナー。大手自動車メーカーにおいてIR・ 広報分野で長年の経験を持ち、現在米国でビジネス翻訳やPRコンサルテー ション・サービスを提供。




■ Greenmail / グリーンメール

敵対的買収のひとつ。買収者(グリーンメーラー)は、経営が一時的に悪化し て株価が低下した企業や、保有資産にてらして株価が割安に置かれた企業な どをターゲットにし、株式を買い集める。買収者は株主になることで経営に かかわろうとする意思はなく、株式を買い集めることで株価をつり上げ、 高値で企業に買取を迫る。買収者は利益を得て、企業は多額のキャッシュが 流出するが経営のコントロールを維持する。こうした形の敵対的買収は80年 代の米国で顕著であった。なおグリーンメールとの名称は、ブラックメール (脅迫)に、グリーンバック(米ドル紙幣)のグリーンをかけてこう呼ばれる。



ご登録情報の削除・メール配信停止は、magazine@e-associates.co.jp
までご連絡くださいますようお願いいたします。



イー・アソシエイツ株式会社 メール・マガジン担当

 E-MAIL magazine@e-associates.co.jp
 URL http://www.e-associates.co.jp/

http://www.c-hotline.net/

営業に関するお問合せは03-3556-1380(大下)まで



前へ 次へ ページのトップへ このページを印刷する ウィンドウを閉じる