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「第2四半期の営業キャッシュフローは200億円になりました」の主語とし
て「営業キャッシュフロー」と「私達」の二つが考えられますが、今回は
「私達」を主語に使うことにしましょう。この場合、最初のセンテンスを
「第2四半期に、私達は約200億円の営業キャッシュフローを生み出しまし
た」と頭のなかで言い換えると、そこから先の翻訳作業がしやすくなります。 |
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第2四半期に:during the second quarter。または省略してduring Q2 |
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営業キャッシュフロー:cash flow from operating activitiesがcash
flow statementでは一般的に使われますが、口頭で言うには長過ぎるとい
うときは、cash flow from operationsまたはoperating cash flowと言い
換えることができます。 |
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生み出す:generateが最適です。 |
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200億円の営業キャッシュフローを生み出す:「営業キャッシュフローを
生み出す」だけであればgenerate cash flow from operationsでいいので
すが、「200億円の」をどこかに入れなければなりません。we generated
\20 billion operating cash flowでも意味は通じると思いますが、きれ
いな英語とはいえません。この場合、inまたはin the amount ofを使うと
うまくつなげることができます。inを使う場合はwe generated \20
billion in cash flow from operationsとします。一方、in the amount
ofを使う場合は、we generated cash flow from operations in the
amount of \20 billionとします。前者の場合、generateしたものは\20
billion、後者の場合generateしたものはcash flowとなるわけです。 |