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e-Associates Mail Magazine 2004/8/12



イー・アソシエイツ オンラインジャーナル
IR・コーポレートガバナンスニュース Vol.50



In the long run, nothing is more important to a company than its reputation.

イー・アソシエイツは、IRポータルサイト「カンパニー・ホットライン」
( http://www.c-hotline.com/ )を運営しています。


本メールは、弊社営業担当者がこれまでお会いした企業IR担当者様、及び配信ご希 望の方に気軽にお読みいただけるIRに関する情報を提供することを目的等としたも のです。配信を希望されない方は、お手数ですが、メール最後の配信停止について をご参照の上、ご連絡くださいますようお願いいたします。




1.ニュース/トピックス
MBAは社会的責任度の高い企業を選ぶ:スタンフォード大学調査
米企業、不正会計処理に関する訴訟件数が過去平均を上回る
米Yahoo経営陣、ストックオプション行使で大金を手に
インテルも特別配当を検討?
2.IR担当者のためのIT講座
3.英語でIR
4.IR・コーポレート・ガバナンス用語集





◆ MBAは社会的責任度の高い企業を選ぶ:スタンフォード大学調査

北米およびヨーロッパのビジネススクールの学生800人を対象にスタンフ ォード大学が行った調査によれば、就職先の選択においてMBAが最も重要 だと考える要素は知的チャレンジであることが判明した。また知的チャレ ンジの重要性を100とした場合、企業の社会的責任も77の重要性を持って おり、収入の重要性80とほぼ拮抗していることがわかった。97%の学生は 社会的責任度の高い企業に就職するためには収入を犠牲にしてもよいと考 えており、犠牲にしてもよい収入の割合は平均14%となっている。
(詳細情報)
http://www.newswise.com/articles/view/506476/



◆ 米企業、不正会計処理に関する訴訟件数が過去平均を上回る

PricewaterhouseCoopers Securities Litigation Studyによると、2004年 前半に発生した不正会計処理に関する訴訟件数が過去の平均を大幅に上回 った。証券取引法違反を理由とする訴訟全111件のうち57%を不正会計疑 惑事件が占めた。不正会計疑惑の半分以上が売上の認識に関わるもの。
(詳細情報)
http://www.prnewswire.com/cgi-bin/stories.pl?ACCT=SVBIZINK4.story&STORY=
/www/story/08-02-2004/0002223092&EDATE=MON+Aug+02+2004,+10:36+AM



◆ 米Yahoo経営陣、ストックオプション行使で大金を手に

7月末、米Yahoo経営陣が相次いでストックオプションを行使し、大金を手 に入れた。同社会長Terry Semel氏はオプション行使で21百万ドルを、チ ーフ・テクニカル・オフィサーのNazem Farzad氏は3百万ドル、チーフ・ オペレーティング・オフィサーのDaniel Rosensweig氏は60万ドルを手に した。
(詳細情報)
http://www.mercurynews.com/mld/mercurynews/business/9275366.htm?1c



◆ インテルも特別配当を検討?

マイクロソフトが総額750億ドルの株主還元を発表し話題になったが、イ ンテルの独立取締役が同社も株主への現金還元を検討すべきだと主張して いる。報道によればその総額は40億ドルとのこと。
(詳細情報)
http://www.businessweek.com/technology/content/jul2004/tc20040728_0346_
tc024.htm




■XBRLについて

今回はXBRLについてお話します。XBRLとは、「eXtensible Business Reporting Language」の略で、財務情報を作成し、様々な用途で利用する ために標準化された言語です。前回お話したXMLをベースとしている技術 です。
インターネットが普及し、企業が自社のウェブサイトで財務情報を開示す ることは珍しいことではなくなりました。決算短信のPDFファイルを掲載 したり、決算の要旨をHTMLで作成したウェブページで掲載する等、インター ネットを通じて誰でも見ることができるようになってきています。しかし、 これらはあくまでも閲覧を主たる目的としています。売上高、経常利益等、 実際の数値を用いて、比較計算を行う場合には、自分でデータを入力する 必要があり、電子的に再利用することは困難です。
ウェブサイト上に財務情報をエクセルデータで公開している企業もありま すがこちらも完全ではありません。企業が違えば、全く書き方が異なり、 A企業とB企業、異なる企業を比較するには、まず、同じ体裁に整える必 要が出てきます。
こうした不便を解決し、財務情報の作成、流通、利用がスムーズに行える ように標準化された言語がXBRLです。XBRLベースで財務情報を開示すれば 投資家は開示された情報をダウンロードし、そのデータを計算に利用でき、 異なる企業同士でも容易に比較ができます。また、企業が監督官庁に提出 するデータもXBRL形式で提出し、監督官庁はデータの再入力なしに統計処 理等に直接そのデータを利用できるといったことが考えられます。
XBRLは企業、投資家、会計士、監督官庁等、財務情報を扱う関係各所の作 業効率、利用方法を一変させる力を持っています。インターネットを通じ た財務情報の電子的開示、閲覧の次は、データの電子的流通、利用へと移 っていくことになることでしょう。

XBRL Japan
http://www.xbrl-jp.org/




【次の表現を英語にしてみましょう】
当年も大半の事業部門が引き続き堅調な実績を維持しました。

解説:
当年も:this yearに加えfor the yearという表現も使えます。
大半の:most of
事業部門:business segments
引き続き〜した:continued to
堅調な実績を維持した:「堅調な実績」はstrong results。resultsと 複数になることに注意してください。「維持した」は、前に「引き続き」 とあるためにそのような表現になっていますが、意味としては「達成した 」というような意味です。このような場合に便利な英語のことば(動詞) でdeliverというのがあります。deliverは、期待された(約束どおりの、 または、望ましい)結果を実現する、という意味を持ちます。

以上から、上の日本文は以下の英語に置き換えることができます:
Most of our business segments continued to deliver strong results for the year.




■ SEDOL (The Stock Exchange Daily Official List number)

ロンドン証券取引所により付番される7桁の証券コード。コードに上場市 場の情報が含まれるため、カストディアンではよくSEDOLが用いられる。 米国市場での取引が活発でない銘柄、CUSIPの付番されない銘柄の識別に もよく利用される。

■ CUSIP (Committee on Uniform Securities and Identification Procedures)

米国、カナダで発行される証券に付番される9桁の証券コード。Standard & Poor's 社が付番を行っている。日本企業でも例えばADRを発行した場合に はこれが付与される。最初の6桁が発行体の情報、2桁が発行証券について の情報(株式、社債など)、最後の一桁がチェック・ディジットである。

■ ISIN (International Securities Identification Numbering System)

上記SEDOL、CUSIPとも、クロスボーダーの証券取引が一般的に行われる前 のものであり、世界的に標準となる証券コードを目指して策定されたのが ISINである。各国にひとつ、付番の権限を与えられた機関があり、日本の 場合は東京証券取引所。ISINは12桁で構成されており、国名、発行体の特 定は可能であるが、取引市場の情報まではコードに含まれていないため、 カストディアンなどではSEDOLが利用される。



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