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e-Associates Mail Magazine 2004/ 1/20



イー・アソシエイツ オンラインジャーナル
IR・コーポレートガバナンスニュース Vol.37



In the long run, nothing is more important to a company than its reputation.

イー・アソシエイツは、IRポータルサイト「カンパニー・ホットライン」
( http://www.c-hotline.com/ )を運営しています。


本メールは、弊社営業担当者がこれまでお会いした企業IR担当者様、及び配信ご希 望の方に気軽にお読みいただけるIRに関する情報を提供することを目的等としたも のです。配信を希望されない方は、お手数ですが、メール最後の配信停止について をご参照の上、ご連絡くださいますようお願いいたします。




1.ニュース/トピックス
米財務会計基準審議会(FASB)、国際会計基準理事会(IASB)との会計基準統合へ向けて会計基準改定案を発表
世界最大の総合人材サービス企業アデコ・グループの広報、米国子会社の不正会計疑惑で混乱
米ロスアンゼルス郡従業員退職金制度(LACERA)、セーフウェー等スーパーマーケットに労使関係の改善を要求
OECD、新コーポレート・ガバナンス原則草案を公表
経営者信頼度に改善の兆し
米企業323社が決算数値を発表後に修正
米企業取締役会で独立取締役の比率が増加傾向を維持
ハーバード・ビジネス・スクール、倫理教育を強化
2.IR担当者のためのIT講座
3.IR・コーポレート・ガバナンス用語集



※今回は、ニュース・トピックスが多いため、「英語でIR」は中止とさせて 頂きます。次回からは通常どおり配信いたしますので、ご了承ください ますようお願いいたします。



◆ 米財務会計基準審議会(FASB)、国際会計基準理事会(IASB)との会計基準統合へ向けて会計基準改定案を発表

FASBはIASBとの会計基準統合へ向けて以下の4つの改定案を発表した:
-Accounting Changes and Error Corrections
-Exchange of Productive Assets
-Earnings Per Share
-Inventory Costs
FASBとIASBは会計基準の統合に向けて2年前からプロジェクトをスタート させている。
(詳細情報)
http://www.fasb.org/news/nr121503.shtml



◆ 世界最大の総合人材サービス企業アデコ・グループの広報、米国子会社の不正会計疑惑で混乱

1月12日、世界最大規模の総合人材サービス企業アデコ・グループ(本社: スイス)は、米国子会社における不正会計処理について発表を行った。し かし、法的な理由からとしてメディアへの説明を拒む一方で、一部のアナ リストに対してはパルマラット(イタリアの大手乳業会社)の不正事件と 比べれば規模は小さいと説明。また、一部の新聞インタビューには応じる など、広報対応に不手際があった。そのことが投資家の不安をあおり、1 週間の間に時価総額は約3分の1減少。
(詳細情報)
http://www.thisislondon.co.uk/news/business/articles/timid72850?source=



◆ 米ロスアンゼルス郡従業員退職金制度(LACERA)、セーフウェー等スーパーマーケットに労使関係の改善を要求

LACERAの投資委員会は、米大手スーパーのセーフウェー、クローガー及び アルバートソンのCEOに対し、労使関係における非妥協的な態度を改め、 労使関係の改善を通して収益性を高めることを求める書簡を送ることを決 定した。
(詳細情報)
http://biz.yahoo.com/prnews/040114/lawv003_1.html



◆ OECD、新コーポレート・ガバナンス原則草案を公表

OECDは1999年に採用されたコーポレート・ガバナンス原則の改正案を作成 し公表した。現在パブリック・コメントを募集中で、最終案は5月の総会で 正式採用される予定。株主が取締役候補指名件および選択権を持つべきと するなど、今回の改正案は従来のものと比べ大幅に厳格になっている。
(詳細情報)
http://www.oecd.org/document/24/0,2340,en_2649_201185_23892248_1_1_1_1,00.html



◆ 経営者信頼度に改善の兆し

広報支援の世界的大手エデルマン社の経営者信頼度調査によれば、米国オ ピニオン・リーダーの51%が「米企業経営者は正しい行動をとる」と考え ている。2002年6月の調査では同パーセンテージは41%だった。
(詳細情報)
http://www.edelman.com/news/index.asp



◆ 米企業323社が決算数値を発表後に修正

米コンサルティング会社ヒューロン・コンサルティング・グループの調査 によれば、会計上の誤りから既に公表した決算数値を事後的に修正した米 株式公開企業の数は2003年に323社にのぼった。2002年の330社よりは多少 減少したものの、2001年の270社、2000年の233社と比べると極めて多い。 最も修正が多かったのは準備金および偶発債務関連。
(詳細情報)
http://www.huronconsultinggroup.com/general01.asp?id=539&relatedResourceID=515



◆ 米企業取締役会で独立取締役の比率が増加傾向を維持

米国の議決権行使助言機関IRRCの調査によれば、S&P500および中・小型株 インデックス採用銘柄約1500社のうち、取締役会メンバーの過半数が独立 取締役である米国企業の割合は2002年の78%から2003年に83%へと上昇し た。独立取締役が取締役会メンバーに占める割合の平均も2002年の66%か ら3ポイント改善し69%となった。
(詳細情報)
http://www.irrc.org/company/12052003_BoardPay.html
_Press_Releases/pr03treassurvey/pr03treassurvey.html



◆ ハーバード・ビジネス・スクール、倫理教育を強化

ハーバード・ビジネス・スクールは倫理教育内容の大幅な見直しを行った。 1年生は新しく開設されたLeadership and Corporate Accountabilityとい うコースを受講することが求められ、同コースではエンロン、ワールドコ ムなどのケーススタディーを中心に授業が進められる。




◆ Flashについて

今回はFlashについて、お話しします。
企業のWebサイトではあたりまえのように見かけるようになりましたが、 Flashとは、米マクロメディア社が開発したアニメーション作成ツールで あり、音声や映像、グラフィックスのアニメーションを組み合わせてWEB コンテンツを作成します。また作成されたコンテンツのことを指しても言 います。また近年はアニメーション機能だけでなく、映像音声のストリー ミング配信や、オンラインショッピングサイト等のWebアプリケーション における操作性に優れたユーザーインターフェースとしても注目を浴びて います。

Flashの特徴は、
・グラフィックス、オーディオ、テキスト、ビデオを使用し、表現力豊 かなコンテンツが作成可能で、開発しさえすれば、様々な操作性やデザ インを実現できる。
・表示サイズを伸縮することができ、Flashで作成した図や文字は、拡 大/縮小による画像の劣化がない。ベクターデータという方式を使用。
・ファイルサイズが比較的小さく表示が速い。
といったことがあげられます。

Flashによって作られたファイルを閲覧するには、無償配布のプラグイン Flash Playerが必要になります。このFlash PlayerはInternet Explorer、 Netscape、Opera等の様々なブラウザ、Windows、Macintosh、Linux等の様 々なOSで提供されていて、閲覧する際にブラウザやOS等のプラットフォー ムに依存しない点も特徴としてあげられます。また、Flash Playerは全世 界のインターネット接続可能なデスクトップの97%にインストールされて いて(Macromedia社Webサイトより)、普及率の高さも特徴です。

表現力の豊かさ、広範な普及率から、ただWebサイトTopをアニメーション で飾るだけではなく、様々な形でFlashは利用されています。IRサイトで の利用としては、PDF媒体でのみ公開している決算説明会等プレゼンテー ションスライドやアニュアルレポート等帳票を、PC上での操作性、見やす さに優れたFlashを使用して公開することが考えられます。プレゼンテー ションスライドは、音声を取り込み、スライドを同期させ自動的にページ を展開させていくなど、より利便性の高いものを作成することも可能です。

Macromedia社のサイトにはFlash使用サイトの最新事例を特集している コーナーがあるので息抜きがてら、一度のぞいてみるのもいいかも しれません。
Macromedia社サイト最新事例:
http://www.macromedia.com/jp/showcase/weekly/




■ Federal National Mortgage Association
(FNMA or Fannie Mae ファニーメイ)
Federal Home Loan Mortgage Corporation
(FHLMC or Freddie Mac フレディマック)

ともに米国連邦政府により設立された機関。NY市場に上場する私企業であ るが、米政府の監督下にあることから実質的に政府機関とみなされ信用力 も高い。昨年フレディマックが、利益の多い年は過小に、少ない年は過大 に計上することで業績を安定的に見せるといった不正な会計操作を、数年 にわたって行っていたことがクローズアップされたのは記憶に新しい。

ファニーメイ、フレディマックとも、ローンを実行した金融機関から住宅 ローン債権を買取り、金利・満期といった条件が同種のものをとりまとめ てプールし、これを担保とした証券を発行する(ローン債権の証券化)。こ うした証券はモーゲージ証券と呼ばれ、ファニーメイ、ジニーメイによる 元利支払い保証をつけたうえ投資家に販売される。投資家の受け取るキャ ッシュフローは、住宅ローンの元利返済金から手数料・保証料を差し引か れた金額がそのまま償還される仕組みであり、これをパススルー証券とい う。

ファニーメイ、フレディマックは、住宅ローン債権を買取ることで市中の 金融機関に新規のローン実行資金を供給し、住宅ローンの需要に応える。 またモーゲージ証券を発行することで、国債に次ぐ信用力のある投資手段 を投資家に提供する役割を果たす。70年以前は、米国の各地域毎に資金の 需給バランス、借り入れ金利に格差があったが、住宅ローンの証券化が本 格化するにつれて平準化することとなった。例えば西海岸では住宅の新築 ラッシュのため新規の住宅ローン需要が旺盛で資金が逼迫し、金利が上昇 する一方で、東海岸では景気が停滞していて銀行が融資する先に事欠く・・ ・といった場合、西海岸で実行された住宅ローンをプールして証券化して、 モーゲージ証券発行し、これを東海岸の金融機関が購入することで、資金 がうまく還流することとなったわけである。



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